賢いマイホームの建て方とは?
こんにちは!R+house高岡のスタッフブログにご訪問いただきありがとうございます。今回のブログのテーマは「賢いマイホームの建て方」です。
賢く家を建てるといわれて思い浮かぶことは、「いかに費用を抑えることができるか」を考えると思います。
ですが、そこには落とし穴が潜んでいることを知っていますか。お客様に言われていつも引っかかっていることとして「〇十万円、〇百万円安いので他社に決めました」という言葉があります。
この言葉を聞いていつも感じることは、「価格でなく、価値で判断してますか?」ということです。
住まいへの不満ランキングで常に上位にくる項目として「暑い、寒い、結露」という項目が多く聞かれます。デザイン面よりも案外、生活をする上での快適さなど性能面で不満を持つ方が多い傾向です。
家を建てる際に重要なことは、「あとから変えられないところに予算をかけましょう」ということです。
具体的には下記のとおりとなります。
●「あとから変えられる」 → デザインや設備(家具、内装、エアコンなど)
●「あとから変えられない」 → 躯体(基礎、設計、断熱材など)
いくらおしゃれな家でも夏が暑く、冬は寒いせいで電気代が高くなる家ではこれから何十年も住み続けていく家としてふさわしくないと思います。暑さや寒さなど住んでから感じる快適性などに関わる部分は「あとから変えられないところ」に大いに関係しています。「あとから変えられないところ」は、家を解体しないと変えることが出来ないため、結局時間と予算がかかってしまういます。坪単価や外構費用(イニシャルコスト)だけではなく、光熱費や修繕費(ランニングコスト)を含めたトータルコストで選ぶ必要があると思います。家を選ぶ際に「このハウスメーカーはなぜ高いのか、なぜ安いのか」と考えて、価値のある部分にはしっかりお金をかけることも長い目で良い選択になります。いかがでしたでしょうか。
目先の費用だけに注目していると、建築後に費用がかかってしまうということがあるのが後悔してしまう家づくりです。これから何十年も暮らす住まいですから現在と将来の生活を照らし合わせて、どんな家なら1年でも長く快適に住めるのか考えていただけたらと思います。また、念願のマイホームは「購入」を目的にするのではなく、「暮らす」を目的にして考えていただきたいと思います。
今回を最後までお読みいただきありがとうございました。