おうちのテレビのポジションはどう変わった??
R+house高岡のスタッフブログにご訪問いただきありがとうございます。本日のスタッフブログのテーマは「おうちのテレビのポジションの変化について」です。テレビはかつて「家電の王様」とも呼ばれました。いつもリビングの中心にあり、インテリアのレイアウトを作ってきたもの。2010年~2015年頃は「テレビ本体+テレビボード選び」といったテレビ周りの演出はインテリアの中心的話題でもありました。
しかし2016年~2018年頃にインターネットの投稿サイト上で □テレビのない暮らし □テレビを断捨離 □テレビなし □テレビ隠し □ミニマリスト などテレビ排除を意図するタグが複数登場。テレビがインテリアに馴染まないからと言った理由でアイテムの追加やDIYでテレビの存在感を薄めたり、当時ブームだったミニマリストの影響でテレビを置くことをやめたりといった動きがありました。






とは言いつつ、インテリアの話題にされにくくなってはいるものの、テレビは私たちの生活に存在し続けていますよね。
現在では、「テレビに求める存在感の変化」に伴って設置方法のトレンドが大きく変化しました。

近頃はテレビに関するタグで「壁掛けテレビ」が「テレビ台」を逆転。
2020年前後にかけてテレビをおしゃれに見せるお手本がソーシャルメディア上に多くアップされるようになりました。

コロナ禍が「壁掛けDIY」をさらに後押しし、壁掛けテレビのタグでは「スペースが広くなる」「掃除が楽」などの話題が好循環していたようです。

そして最近はスペースを効率化しながらも大画面は取り入れたいというニーズが伸びてきており、壁一面のダイナミックさとコンテンツの充実からプロジェクターに憧れる人も多いようです。

限られた空間での設置ノウハウも確立されコロナ禍のおうち時間充実で「スペースの効率化+大画面」というキーワードはまさに話題沸騰中!!
また、ソーシャルメディア上ではテレビ本体や置き方の話ではなくテレビやプロジェクターで何をしているかが話の中心になっています。youtubeやNetflix、Amazon Primeなどの動画配信サービスの充実もあり大画面で映画やオンラインライブを楽しむ人、動画を映しながら筋トレをする人などテレビ前のシーンがより多様化。
ソーシャル上でのテレビの話題は機種、スペック、ブランドなどの「ステータス」からコンテンツ、人、時間など「体験」へと変わってきています。

★注目したいアイテム★
□プロジェクター
「プロジェクターで映画を見ないときは時計を映して壁時計として使っている」 「動画をみながらエアロバイクに乗っている」 など常時投影の大画面が多様なシーンや空間使いに馴染んでいるようです。


□テレビスタンド、壁掛け風ボード
壁掛けニーズに連動し、テレビボード、テレビ台に変わるテレビ設置アイテムが変化。テレビ台がなくなり、ケーブルや周辺機器の接続にも関心が高まっています。コロナ禍で増えたゲーム機の収納は特に関心ごとのようで、テレビ裏を工夫し器機を接続・配線している人が多く専用アイテムも登場しています。



ライフスタイルは、より大画面が溶け込む暮らしへと変化しました。皆様のおうちではテレビはどのようなポジションにありますか?ゆっくり映画を見る、家族でゲームをする、ライブ動画で盛り上がるなど、家づくりの際には新しい住まいで、どんな「体験」をしたいかもゆっくり考えて見ると良いかもしれませんね。