住宅に使用されている木材はシロアリの大好物です。
そこに多湿と高温が加わると、シロアリが生息していくために必要な条件がそろいます。
そして、暖かく、直接日が当たらないところを好みますので、私たちが気が付きにくいところ、つまり壁の内部や家を支える基礎や土台、柱や梁等に巣をつくり、柱や梁を食い尽くします。
富山市や高岡市がある富山県では、豪雪地帯のため、室内外の寒暖差で特に冬は湿気が多くなりやすいので、結露による水たまりがないか注意が必要です。最近は突発的な集中豪雨などもありますので、雨漏り箇所がないかも注意しましょう。
実はシロアリは一年中活動していますので、冬だからと言って油断は大敵です。
基礎にひび割れがあるや、雨漏りがあるところなどのシロアリが侵入・発生しそうな箇所は、予め定期点検で確認しておきましょう。

もし、防蟻処理を行っていない住宅に住んでいると、地震等の災害が起きた際に最悪の場合、家が倒壊してしまう可能もあります。
シロアリの餌食になると、住まいは二度と同じ状態には戻りません。

以下の内容は、シロアリの餌食となってしまった被害事例です。
【事例１】
・床下を点検すると、大引きがボロボロで、床のつなぎ目や建物の外周部にも蟻道が見つかった。
⇒修理費：53,025円
【事例２】
・基礎部分のひび割れから、基礎内部から土台へ蟻道が確認された。
⇒修理費：103,600円
【事例３】
・外壁材からシロアリが発生。シューズクローク玄関出入り口から、侵入し、1階天井に巣を構築。柱や梁まで被害が及んでいた。
⇒修理費：3,570,500円


さらに、阪神淡路大震災における倒壊家屋調査では、シロアリに加害された住宅ほど、家の倒壊被害が大きかったという結果も出ています。
地震等の災害による建物の倒壊から、以前からのシロアリ被害が現れるということもありますので、柱など普段見えていない部分を定期的に点検することが大切です。

シロアリの発生リスクを減らせる、万が一、シロアリが発生してしまったとしても適正な対応をしてくれる会社であるかを契約前に確認しておいた方が良いでしょう。
皆さまには、特にこの3つを頭に入れて住宅会社を検討していただきたいです。

◎適正な防水品質を提供してくれる会社であるか
◎適正な防蟻処理をしてくれる会社であるか
◎建てた後も、定期的に防蟻点検や提案、施工をしてくれる会社であるか

R＋house高岡では、施工5年ごとの定期点検時に防蟻の再施工の提案させていただきます。防蟻施工を行うと、更に５年間、保証期間が延長します。５年ごとに定期点検・防蟻処理を行い、建物の安全性を保ちましょう。

最後までお読みいただきありがとうございます！
建物の経年劣化により、シロアリが侵入・発生することもございますので、マイホームの定期点検をおすすめします。

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※参考：ハイアス・アンド・カンパニー株式会社 家価値サポート